「警備費用を抑えやすい短期イベント会場はどんなところ?」
「安全性を高めるにはどんな会場を選んだら良い?」
警備費用に大きな影響を及ぼすのが、イベント会場です。出入口が多かったり、広い会場を選んだりすれば、その分、警備費用も増加します。
ただ、短期イベントは予算が限られていますから、警備コストが増えるのは避けたいところですよね。
「でも、会場選びのコツとか警備費用のことなんて分からない…」
という方に向けて、この記事では警備費用を抑えやすい短期イベント会場について、徹底解説!「警備費用が高まりやすい会場だけど、どうしても費用を抑えたい」という方に向けて、警備費用を抑えるコツも解説しています。
この記事を読めば、短期イベント警備の費用を抑え、浮いた費用でイベントのコスパをぐっと高めることができるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
短期イベント会場が警備費用に与える影響
まずは短期イベント会場が、警備費用に与える影響について見てみましょう。
「そんなに関係ないでしょ」と思っている方、要注意です。出入口が1つ増えれば、警備費用もリスクも増加していまいます。無駄な警備費用やリスクは、イベントのコスパを大きく下げる要因に。
そうならないためにも、短期イベント会場が警備費用に与える影響について、よく理解しておきましょう。
会場の立地と交通アクセス
会場の立地と交通アクセスは、警備費用に大きな影響を与えます。理由は次の通りです。
- 交通量の多い場所では、車両や人の流れを管理するのに誘導員が必要
- アクセスしやすい場所には、多くの人が集まるため、人流や出入口の管理が必要
- 山岳地帯などでは警備員の拘束時間が長くなり、費用が増大する
東京ドームなどがイメージしやすいでしょう。東京ドームは駅からも近く、出入口が多くあり、大量の交通量が予測されます。近隣住民や周辺の交通に影響を与えないためにも、人の流れや交通を管理する必要が出てきます。
つまり、駅から近い大きな会場や、駅直結などの場所では、警備コストが増大する可能性が高くなるのです。
会場の規模とデザイン
会場の規模とデザインも、警備コストに大きな影響を与えます。特に、次の2つの要素がポイントになるでしょう。
- 会場の広さ
- 会場のレイアウト
会場が広くなれば、その分警備コストは増大します。加えて、出入口や死角が多い会場となれば、さらに警備員が必要になるでしょう。
つまり、会場が広く複雑な構造になればなるほど、警備員が必要になるということです。
理想としては、会場を一望でき、急行するのに時間がかからないか、警備員同士の姿が見え、お互いにサインを送れるような場所が望ましいでしょう。
単純なレイアウトの会場であれば、出入口と巡回だけの配置で済み、警備コストを最小限に抑えられます。
屋内会場と屋外会場による警備コストの違い
屋内と屋外では、屋外のほうが警備コストが高くなりやすいです。理由は次の通り。
- 天候への対策や警備員の休憩設備などが必要になる
- 広範囲をカバーする必要があり、巡回警備員や監視カメラの導入が必要になる
- 複数の出入り口が存在するため、警備員の配置数が増加する
屋内施設は限られたスペースである上に、監視カメラなどのセキュリティが備わっているため、警備員の配置数を最小限に抑えることができます。
つまり、警備コストを抑えたい方は、屋内会場を活用するのがおすすめ。ただし、ドームなど広大で複雑な会場の場合はこの限りではありませんので、注意しましょう。
警備費用を抑えられる短期イベント会場の選び方
次に、警備費用を抑えられる短期イベント会場を選ぶコツについて見てみましょう。
警備費用は決して安くない投資です。10日間のイベントで、5,000円/日の警備費用が浮けば、50,000円ものコストカットになります。
予算が浮けば、その分イベント内容を充実させたり、収益を上げやすくなったりしますから、会場選びも妥協しないようにしましょう。
シンプルなレイアウトの会場を選ぶ
警備費用を抑えられる会場選びで1番大切なのが、会場のレイアウト。シンプルなレイアウトの会場を選びましょう。具体的な選び方は次の通りです。
- 適切な広さの会場
- シンプルな動線を確保できる会場
- 出入口が1~2つの会場
- 視認性が高い設計の会場
- 防犯カメラなど必要な設備が整っている会場
警備コストが増える原因は、広さや複雑さをカバーするために、警備員を余計に配置しなくてはならないことにあります。また、防犯設備が整ってない会場では、レンタル・設置にもコストがかかるのです。
つまり、上記の条件を満たす会場であれば、無駄な警備コストを削減し、コスパよく警備を行うことができます。
全ての条件を満たすのは難しいですが、上記は重要な順番に並んでいますので、優先順位の高い条件から満たしていきましょう。
立地を考慮する
立地を考慮することで、警備コストをグッと抑えることができます。立地を考慮するコツは次の通りです。
- アクセスの良い場所を選ぶ
- 駐車場がある場所を選ぶ
- 工事中のエリアや狭い路地が多い場所は避ける
- 災害や搬送など、緊急対応が容易な場所を選ぶ
立地による警備コスト増の原因は、交通整理や緊急対応が必要になるためです。特に、アクセスが悪く、入り組んでおり、案内が必要な場合は要所に警備員の配置が必要になります。
まずは、来場者が公共交通機関や主要道路からアクセスしやすい場所を選びましょう。会場や会場周辺に利用しやすい駐車場があれば、さらに利用しやすくなります。
イベント用に特化した施設を利用する
3つ目のポイントはイベント用に特化した施設を選ぶことです。イベント用に特化した施設を選ぶことは、次のようなメリットがあります。
- 設備が充実しており、機材搬入や設置の手間が省ける
- 導線が効率的に配置されており、警備員の配置が最小限で済む
- 防火設備や非常口があり、安全が確保されている
設備やスペースが事前に整っている会場では、余計な人員配置や機材のレンタルなどをする必要がありません。計画や準備に割く時間も削減できるため、コスパが大きく向上するでしょう。
会場選びに迷った時は、まずイベント用に特化した施設で探してみましょう。レイアウトや立地が整った会場も多いはずです。
短期イベント会場選びの注意点
ここまで短期イベント会場を選ぶポイントについて解説してきましたが、注意点もいくつかあります。
費用は抑えれば良いというものでもありません。費用ばかり考えていると、後で大きなトラブルに発展する可能性もあるでしょう。
2つの注意点について解説しますので、必ず押さえておいてください。
会場費用と警備費用のバランスを取る
1つ目は、会場費用と警備費用のバランスを取ることです。費用削減ばかり念頭に置いていると、次のようなリスクが発生します。
- 会場の大きさや設備が適切でないために、無駄な人員配置が発生する
- 人員不足・設備不足によりイベントの安全性が下がる
- 十分なトレーニングを積んでいない警備員を派遣され、十分な安全性を確保できない
「費用が安ければ何でもいい」という考え方は非常に危険です。警備コストは「安全・安心」のための投資。バランスが欠ければ、大きなトラブルを呼び、警備コストを上回る出費や損害を生む可能性もあります。
トラブルや事故を防ぐための先行投資と考えれば、決して高いコストではありません。必要最低限の配置・設備は必ず整えておきましょう。
近隣住民への配慮
イベントを開催する際は、近隣への配慮も欠かせません。例えば、次のような点での配慮が必要です。
- 騒音
- 混雑
- 安全性
大音量で音楽を流す場合や、住宅街でイベントを実施する場合は、事前に告知するなどが必要になるでしょう。
設備の設置や工事が必要になるケースでは、近隣住民への注意喚起も欠かせません。
クレームやトラブルの原因になりますので、イベント実施時は、必ず周辺への配慮を怠らないようにしましょう。
相見積もりでも警備コストを抑えられる
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- 相見積もりを比較検討することで、イベントに合ったサービス・価格を見極めやすくなる
- 企業同士で価格競争を起こしやすくなる
- 価格交渉をしやすくなる
つまり、相見積もりは手っ取り早くコスパを高めるアイテムなのです。
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【まとめ】警備費用は短期イベント会場選びで決まる
ここまで警備費用を抑えられるイベント会場選びのポイントなどについて解説してきました。まとめると次のようになります。
- 会場のレイアウトは警備費用に大きな影響を与える
- アクセスやデザインを考慮することで警備費用を抑えることができる
- 相見積もりを取るとさらに警備コスパを高めやすくなる
予算が限られた短期イベントでは、会場選びを通じて、費用を抑えながら安全性を実現する必要があります。
ただ、会場選びに難しさを感じる方もいるでしょう。そんな時は、相見積もりを取れば手っ取り早くコスパを高めることができます。
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